誰でも大きな失敗はしたくないものです
自社でランディングページのABテストを行う場合大体の企業様ではちょっとした変更を大量に繰り返して行っているケースが多いです。
「クリックのボタンの色を変更する」
「ランディングページの推しだす内容を3行上に持ってくる」
「ランディングページ内で商品購入ボタンの数を増やす」等
ちょっとした工夫でコンバージョンが上がる場合も多々ありますが、ある程度の成果が出てからでないと、そもそもの構成が良いのか悪いのかわかりづらいのも事実です。
今この記事を読んで頂いている方の扱っている商品のイメージが顧客の中で確定し、ある程度の既存客を囲った後の最後の詰めまで行っていない場合は出来る限り大きく変更してテストを行う事をオススメします。
ABテストは楽しみながら
最近ではLPOのABテストツールも安価で使い安いものも出てきているので比率を9:1等で設定すれば大きな失敗はしないで出来る様になってきています。
では何故思い切ったABテストが出来ないのか、それは大体の企業でLPの作成担当者、もしくはプランナーを同じ人が行っているケースが多いからです。
オペレーターの方に意見を聞いたり、自社の営業の人がいれば営業の人、特に廃プレイヤーの話を0ベースで聞いて作ると全く違うランディングページが作れます。
ただ、それでも「失敗したら・・・」と考えてしまうのは人の常です。
社内で面白い事をやるためにある程度CVRが下がっても笑ってあげられるような風土を社内で作ることも良いLPを作る条件の一つといえます。
是非社内で思い切ったLPの作成を行って頂ければと思います。
ABテストで出来る限界
ABテストは単発で良いLPを見つけるという点では非常に有効な手段です。
ただ、ヒキアゲールを使ったステップクリエイティブの話をしていると、一番重要なのは設計のストーリーラインになるので、単発の良いLPだけでは終わることはありません。
ABテストはあくまでも一部分。今話題のWEB接客を考えた時、特にヒキアゲールの様なステップクリエイティブの概念でインバウンドを強化する際は、例え1ページ目が非常に良いLPであっても2ページ目のLPが良くなければコンバージョンアップは望めません。
また、複合的に様々なシナリオが効果を発しているので、どのページが良くなかったのか等も一概に言えなくなってきています。
これからのクリエイティブ
ステップクリエイティブという概念によって、ランディングページ内のストーリーラインだけでなく、どういうストーリーで複数のランディングページを作るのか、ということが非常に重要になってきます。
ス トーリーの考え方に関してはステップメールを使ってきた企業様であればなんとなくイメージ出来るかと思いますが、元々ステップメールを扱っていない企業様 の場合はそもそもストーリーを作ることから学ばなくては行けなくなっているのも事実ですので、是非とも自社のサイトにどんな顧客がどんな気持ちでランディ ングページに来ているのか考えてみて下さい。
まとめ
如何でしたでしょうか。
LPのABテストで大きく振り切って楽しみながらLPを作成してみてください。
また、単発のLPだけで評価をするだけでは足りなくなってきているので、
最初に来るページ→離脱された後にもう一回来たユーザーに見せるページ→その後のカゴ。等
ユーザーの購入までのストーリーを考えてランディングページを作ってみてください。